
クリスマスの華やぎに満ちた街角、町行く人の足取りも心なしか浮かれています。
マリアパパと2人で久しぶりにコンサートへ.
若手のホープ、鈴木総子さんのチェロのソロを聴いてきました。
プログラムは、ベートーベンによるヘンデルのユダ・マカベアの12の変奏曲と
チェロ ソナタ 第1番へ長調 作品5-1
みずみずしい感性と、よい意味での緊張感、張りつめた氷の板に音を転がし、一気にその一端が波立つような世界。
優美と威厳が、此処にいることと彼方にあることの心地よさが交錯した音楽会でした。
その危うい一本の線がアンコールのメヌェットではあどけない少女がお気に入りの音楽に浸りきった喜びに満ちて、彼女だけの確たる世界が立ち上がってきたのです。
ギリシャ神話の王、ピグマリオンが彫像に恋して、それを哀れに思った女神アフロディーテが命を吹き込み乙女に変身して恋が実ったように奏者のさなぎが美しい蝶に変身する場に立ち会ったごとくの特別な演奏会でした。
今の自分に与えられた全ての恵みに感謝している鈴木さんの輝きが、私たちを至福に招きます。そのことにありがとう。こちらこそ感謝でいっぱいです。

コンサートを終え、ティータイム。お気に入りのアンリ・シャルパンテェへ。
マリアパパは、クロック・ムッシュー。良い時を過ごしたせいか、とても雄弁。
人生は長いからこれからが新たな夢へのスタートです。

マリアは、トナカイのホワイト・チヨコレートムース、フワフワの口どけです。
あなたの夢が叶うことが私の夢です。美味しいものを食べると、心が広くなるようです。

ハウス3の住人、ミニミニベアのスノーボウル

いつもスノーボウルの中にいますが、仲良くしてね♪

誰かと大切な時を過ごすために、、、更けていく夜、、、