お正月には、毎年家族でBunkamuraオーチャードホールのニューイヤーコンサートを楽しみます..。.゚。*・。♪
今年のソリストとして登場するのはヴァイオリンの古澤巌さん♪
会場は華やかな雰囲気に包まれ、集う方々はニューイヤーの始まりを音楽で祝おうと上気した面持ちでニコニコ・キラキラ。..。.゚。*・。♪
迎春の喜びに満ちた温かなコンサートの幕開けです..。.゚。*・。♪
演奏は、指揮:金聖響率いる東京フィルハーモニー交響楽団♪
開演を告げるベルの音。。。静寂。。。
指揮棒が振り下ろされると、まるでオーケストラが一つの魂であるかのような素晴しい音の贈り物でホールは満たされました..。.゚。*・。♪
<第1部>
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」“第3幕への前奏曲”
プッチ-ニ:歌劇「トゥーランドット」“誰も寝てはならぬ”
ウェーバー:舞踏への勧誘
ハチャトゥリアン:組曲「ガイーヌ」“剣の舞”
ファリャ:組曲「恋は魔術師」“火祭りの踊り”
外山雄三:管弦楽のためのラプソディ
(手まり歌~ソーラン節~炭坑節~串本節~信濃追分~八木節)
ローエングリンの物語。。。
ブラバンド公国の王女エルザが、伯爵夫妻によって
無実の罪に陥れられそうになりました。
その時、聖杯の騎士ローエングリンが王女エルザを救い、2人は結ばれます。
しかし、騎士の名前や身分を聞いてはいけないという掟をエルザが破ったため、
ローエングリンは彼女の元を去っていくのでした☆
あの、♡結婚行進曲♡は2人の婚礼のシーンで華やかな合唱曲として登場します♪
バイエルン国王ルードヴィヒⅡ世は、16歳の時に
この舞台を見て以来ワーグナーの信奉者となりました..。.゚。*・。♪
ルードヴィヒⅡ世と、ワーグナーの偉大な芸術..。.゚。*・。♪
バイエルンの深い森に響き渡る神話と音楽..。.゚。*・。♪
幕間はお正月気分で、マリアパパはシャンパン、mariaはミモザを・・・
儚い泡の向こうにひろがる 幸せな思い出 清らかな祈り
第2部
モンティ:チャルダッシュ
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
ラヴェル:ボレロ
勇壮なチャルダッシュ..。.゚。*・。♪
郷愁に満ちた超絶技巧のツィゴイネルワイゼン..。.゚。*・。♪
チゴイネルワイゼンの、哀愁を帯びた澄み渡った音色。。。それは、バイオリンの精が軽やかに舞っているようで、豊かな喜びに溢れていました。..。.゚。*・。♪
フィナーレのラヴェルのボレロ..。.゚。*・。♪
幻想的なメロディーに乗せて、忘れがたい思い出が走馬燈のように蘇ってきます。。。♪
祈りのように語りかけ魅了されてしまうラヴェルの煌き。。。♪
はじめは囁くように。。。
そしていつしか大河のような圧倒的な音の洪水の中に聴く者は漂うのです..。.゚。*・。♪
それは、胸を深く打ち、魂を揺さぶるほどの力強いオーケストラの重厚な響き。。。
善なる物でしか享受できない至高の音。。。涙が頬をはらはらと流れていくほど満たされた一時でした..。.゚。*・。♪
マエストロ、ソリスト、オーケストラのメンバーが崇高な音楽の神に愛された恩寵。。。
その、ハーモニーの内に宿る賜物の溢れるほどの癒しと感動を胸に、会場を後にしました..。.゚。*・。♪
コンサートの余韻を楽しむために、Bunkamura ドゥ マゴ パリへ。。。
薫り高いコーヒーと熱々のミルクがサーブされるカフェ・オレをいただきながらマリアパパと音楽を楽しめる穏やかな幸せに感謝した夕暮れ時♪
*初夢、富士山だったよ。。。♪
また来年も、その先も、ここでNew Year Concert を楽しもう。。。
おじいちゃんとおばあちゃんになってもね♪*
と、マリアパパが嬉しそうに話す笑顔。。。☆
*そのセリフ、去年も聞きましたわ~^^
あっ、初夢見るの忘れてたかも!*
うふ、どんな時も微笑んでることにいたしましょう。。。♡
そう。。。 遠く とおく 離ればなれ の お正月 も ありましたっけ。。。
北風の中でも、安らかな幸福に包まれた New Year Concert。。。 *。:☆.。†