今日から6月のスタートですね♪
清明な朝の光のなか、小鳥たちのさえずりが聞こえます。
衣替えにジューンブライド。。。幸せな予感に満ちた月だから、6月は大好きです。
大好きと言えば、湯布院のことをたずねられることが度々あります。
それで、昨年の夏の思い出を載せさていただくことにしました。
湯布院
亀の井別荘。。。
グレゴリアンチャントが静かに流れるコーヒールーム、天井桟敷。。。
子供の頃から、ここですごした沢山の時間。。。
ここに帰ってくると、ほっとして、まるで我が家のようにくつろいでしまいます。
素敵な画像は健太郎さんのご厚意で。。。定番のモンユフ(Mont.YUFU)♪由布岳をモチーフにした、チーズと干し葡萄のオリジナルのチーズケーキ。
もう何十年もここで出されてきたデザートです。
ここで、マリアの思い出の場所をご紹介できたことをとても喜んでくださいました^-^
温かく迎え入れてくださる健太郎さんご一家の笑顔に、いつも甘えてしまうマリアです♪
山家料理の湯ノ岳庵のお弁当。。。湯布院の地のものばかりが組み込まれた滋味に舌鼓。
昨年のお誕生日は、夏の音楽祭に合わせて、いつもお世話になっている亀の井別荘でお祝いしました。
この旅は優しい姉からのバースディープレゼントでした。
ケーキはおちびの頃からお願いしているケーキ屋さん・ニュードラゴンのものです。
この時は、女優の三田寛子さん・中村橋之助さんと3人の可愛らしい息子さんがお泊まりされていました。
談話室でのお子様達に対する橋之助さんのお優しいお父様ぶりが印象的でした。
旅装をといて、ゆったりと温泉につかった後は心づくしの夕餉の始まり。。。
名物、鯉の洗い。
先付け、いろいろ。
すこぶる上品なお味の、鯉の椀もの。
大好きな梅酒と、特別に出して頂いた梅酒漬けの梅。
子供の頃、賑やかだった家に梅の木があって、毎年採れた梅で梅酒や梅干しを作っていたものです。
地鶏のつくね。香ばしく焼き上げられ涼やかな青竹の香りもご馳走です。
豊後牛のしゃぶしゃぶ。厚切りなのにお箸で切れてしまう柔らかさ。
芋、たこ、南京、、、お腹イッパイでも食べてしまいます。
こちらも、名物のピーナツオイルの風味豊かなおそうめん。
こんな素敵な晩餐の後、いよいよ空想の森美術館内で行われた小林道夫先生のチェンバロのコンサートに行きました。
静謐な空間に響き渡る繊細な祈りにも似た音の宴。
心の扉を開け放し時空を越えて風や山や湖の声を聞いていた気がします。
宿に戻ると、お夜食の心遣いが。
嬉しい、可愛い、ウサギさん。
この宿の談話室は、マリア一番のお気に入りの場所です。
訪れるたびに、不思議と一番読みたい本が待ってくれているのです。
今回は辻邦生、、、。
冬場には暖炉のはぜる音を聞きながら、、、
芳醇なコーヒーの香りに包まれて様々な本を、時を忘れて読みふける隠れ家です。
暖炉の上には小さな聖人、、、
旅人達はどんな願いを祈ってきたのでしょうか、、、。
しばしの沈黙。。。
静けさの内に宿る真実。
お部屋はメゾネット一階は純和風。二階はイギリスのコテージのようなインテリア。
ミニマリアといつも一緒のピンクのチーキーとベットの上で、nikoniko♪
お風呂は2つ、内風呂と露天風呂までついている素敵なお部屋でした。
私の選んだ朝ご飯。
地の野菜がふんだんに。甘鯛が美味でした。
ミニマリアの選んだ朝ご飯。
地鶏のスープに牧野屋に特別に焼いてもらっている天然酵母のパン。
どれもこれも美味しくて、もちろんわけっこ。
澄み切った空気の中で、朝からいっぱい頂きました。
鳥たちのさえずりが、BGMです♪
幸せな夏の思い出。
たいせつな人生の一ページ。
美味しいものの向こうに広がる沢山の心の記憶。
優しく流れるせせらぎの向こうに少女の頃のマリアが微笑んでいます。
麦わら帽子にバスケット。。。
life is beautiful
時は過ぎゆくものですが 美しい心の在処はいつもそこで待っていてくれます。。。.゚。*・。♡