空気の冷たさに道行く人も足早な銀座の街角を抜けて、銀座十字屋さんでの熊川哲也さんと中村江里子さんのトークショウに行って来ました。
年下の素敵な友人、夢見る夢この夢ちゃんと一緒です。
キラキラなショウインドーの波、、、今夜はきっと素敵な宵になる予感でいっぱいです。
まずワインとフィンガーフードを頂きながら、開演までをすごします。バレエ音楽のピアノのライヴがBGMなんて優雅な期待がたかまります。ふと、まわりを見渡すと熊川さんの親衛隊のような方もチラホラ、、、私たち此処にいて良いのかしら、、、かなり冷や汗^-^
そうこうするうち、バレー界の王子様、熊川哲也さんの登場です。その端正なお顔立ちと鋼のようにとぎすまされたお姿。来週19日からの上海公演を控えて多忙なスケジュールの中、公演のリハーサル後だというのに爽やかに凛々しく登場です。17歳で渡英、10年間英国ロイヤルバレーでプリンシパルを努めた王子様。1999年からは日本に本物のバレー文化を育てるべく K-BALLET COMPANYを設立。2004年7月には日本のバレー団として始めてニューヨーク・メトロポリタン歌劇場で大成功を納め自信に風格さえ漂います。
司会は十字屋のお嬢さんでもある中村江里子さんです。朝から6時の練習終了後まで食べ物は口にしない。好きな物は水!等々熊川さんのストイックなまでのバレーのためだけに身を捧げた日常が、楽しいトークとなって続きました。江里子さんの美しさにもますます磨きがかかりパリでのお幸せな生活ぶりが想像できます。お二人は幼なじみとあって、ジョークもまじえのびのびとしたお話でした。
後半K-BALLET COMPANYのプリンシパル、康村和恵さんも加わってピアノをバックにドンキホーテの見せ場のリフトを突然再現して下さいました。息のあったお二人の踊りはまるでバレーの妖精が天空から舞い降りたように軽やかで華麗でした。更にプティパ振り付けの白鳥の湖の手の表情の解説までして頂き、熊川さんまで5メートルくらいの至近で至福の一時。美は一日にしてならず!
営々と芸術の高みを目指し己の全身全霊をかけて美しさを希求するものだけが到達しえる世界をかいま見た素晴しい一時でした。
夢ちゃんの案内でガルリ・カフェへ。
私が選んだフレーズ・シャンティー。ブルーベリーティーは甘い香りが体を包んでくれました。
夢ちゃんの選んだ苺のミルフィーユ。お紅茶はウバとシックな選択☆
とても美味しいケーキとジノリの器で供される薫り高いお紅茶でバレー談義の続きです。