
美しい自然に囲まれた湯布院を訪れる楽しみの一つに
玉の湯があります。このお宿の主、薫平さんは穏やかでいつも笑顔を浮かべています。そして、とてもシャイなのです。そんな、お人柄そのままの優しい空気が流れています。
美味しい但馬屋の荒城の月と三笠野をいただき、ほっと一息、、、心の緊張が解けていきます。
葡萄屋で、地のものがふんだんに盛り込まれたお弁当をいただきます。もてなしのさりげなさに田舎の豊かさが溢れます。
ここのお庭の、木馬さん。息子の大のお気に入り。ユラユラと沢山遊んでいたものです。
少し足を延ばすと温泉が湧水している金鱗湖が広がります。温泉が霧のように静かに湖面を渡り、いつも幻想的な風景が迎えてくれます。メルヘンの一つも書けそうなきがするのは、旅にいる開放感からでしょうか?
沢山お散歩した後はほどよくお腹も空いてきます。
夕ご飯には、季節のお野菜、豊後牛、スッポンと、滋味豊かなごちそうが並びます。
静かに静かに夜は更けて、お月様も天空に、、、。
書庫で美味しいコーヒーを頂きながらゆったりすごすのも、お薦めの過ごし方です。
都会のスイッチをoffにして土地からの問いかけに耳を澄ませると、
至福の静寂が訪れます。