「風が吹くとき」 レイモンド・ブリッグズ DAVID BOWIE - WHEN THE WIND BLOWS
http://www.youtube.com/watch?v=0u7dZ1gQY6Q
原子力爆弾も 原発も 私たちには制御不可能なものです。
息子が生まれた翌年 初めて日本で公開された レイモンド・ブリッグズの衝撃的なアニメーションとチェルノブイリ原発事故が 反原発運動に関心を持つきっかけを作ってくれました。
大切な子供の命を母親の体をもってしても守ることのできない放射線の恐怖。。。
いま、私たちはありとあらゆる問題を突きつけられていますが 被災者の皆様のお姿に涙を禁じえず、また未曾有の試練を耐え忍ぶご様子に 心から感動しております。
何気ない日常も 温かな紅茶を楽しむひと時も 家族の微笑も 一瞬にして奪い去る恐ろしい風。。。
今夜 雨が降れば それは 福島原発事故によって汚染された雨です。
沢山の言葉をろうし 安全を標榜しようとも 残念ながら それが真実ではないことを私たちは知っています。
彼らは自分の言葉に決して責任を持つことはないのです。
放射線と花粉を同程度だと言い放つ専門家を標榜する傲慢。。。愚かさ。。。花粉なら、
時の首相が緊急会見を行うでしょうか?
漏えいしている目に見えない放射能の恐怖。。。今この時も被ばくされた方々の数は増えているのでしょう。
真実は 時として無残であり 許容しがたいものですが。。。
光と祈りによって。。。子供たちの未来を守るために。。。。
正確な情報と理性 愛の力で しっかりと歩いていきましょう。
ウラニウムは原子力発電所や核兵器に利用される放射性物質。
放射能の半減期は約25万年と途方もなく長く、放射能公害は永遠ともいえる未来の世代へと受け継がれていくことになるのです。
また、原子力発電所で発生する放射性廃棄物についても、100%安全に処理する方法は見つかっていません。
東北地方太平洋沖地震 被害に遭われた皆様へ
三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、
亡くなられた方々のご冥福を深くお祈り申し上げますとともに、
被災された皆様、そのご家族の方々に、心よりお見舞い申し上げます。
皆様のご無事と、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。
核戦争の恐怖を描いた名作アニメーション。
「さむがりやのサンタ」「スノーマン」で知られる世界的絵本作家、レイモンド・ブリッグズによる同名原作「風が吹くとき」は 1982 年に出版されるやイギリス国内で 50 万部のベストセラーとなり大きな反響を呼んだ。
その原作をアニメ化した本作ではピンク・フロイドの ( 元 ) リーダー、ロジャー・ウォーターズが音楽を手掛け、主題歌をデビッド・ボウイが担当、更にはジェネシスなどの大物ミュージシャンが参加した。
1987 年公開当時チェルノブイリ原発事故翌年のヨーロッパでは、反核派と核擁護派の映画に対する反応も激しく、大きな注目を浴び、イギリスを始め各国で大ヒットを記録。
タイトルはマザー・グースの歌に由来している。この歌は、思いあがった人や野心的な人に対する戒めの歌だと言われる。そしてラスト、ジムとヒルダは聖書の「詩篇 23 」を唱えるのだが、朦朧として突如テニソンの詩「軽奇兵の突撃」の断片に変わる。 1854 年にテニソンが発表したこの詩はクリミア戦争でイギリスの軽装備旅団 600 人が下された命令の愚かさを知りながらロシアの砲兵隊に突撃し全滅した悲劇を歌った詩である。
風が吹いたら、揺りかごがゆれる。
枝が折れたら、揺りかごが落ちる。
坊やも揺りかごもみな落ちる
(マザー・グースより)
主は我を緑の野にふさせ、いこいの水際にともない給もう。
たとえ我死の影の谷を歩むとも禍害をおそれなじ、なんじわれとともに存せばなり、
なんじの鞭なんじの杖わが日々を慰む。
(聖書「詩篇 23 」より)
600 の兵士は進む
(テニソンの詩「軽奇兵の突撃」の断片)
「本作は反核を宣伝するためでも、特別な政治的意図に基づいたものでもない。核戦争が起こったらどうなるのか、その警告がどう取り払われるのか、人々は次に何をするのかを描きたかっただけだ。この老夫婦はイギリスの労働階級の典型的な人々である。誰もが彼らと同じで、私の両親がまだ生きていたら、彼らのように行動したに違いないだろ」
― レイモンド・ブリッグズ(原作)
wikipediaより抜粋。