今日はエピファニーの日です。。.☆*:.。.☆*†
イエス様のご誕生を祝うため星の導きによって旅をした東方の占星術の学者たちがイエス様を見つけ出しご誕生を祝った日1月6日がエピファニー。幼子イエスを拝み、黄金、乳香(香油)、没薬(香料・医薬品)を贈り物として献げました。
3世紀頃から三種の宝物から三人の博士と呼ばれるようになり、6世紀頃からは東方諸国の王とされ、更に12世紀頃からは、老年、壮年、青年の三年代、またアジア、アフリカ,ヨーロッパの三大陸を表していると言われるようになりました。
東方の三博士は、金色の肌を持つメルキオール Melchior (黄金-王権の象徴、青年の姿の賢者)、黒い肌を持つバルタザール Balthasar (乳香-神性の象徴、壮年の姿の賢者)、白い肌を持つカスパール Casper(没薬-将来の受難である死の象徴、老人の姿の賢者)。この東方の三博士をTrois rois mage(トワ・ロワ・マージュ)といいます。。.☆*:.。.☆*†
クリスマスの季節になると飾られる馬小屋の模型(プレゼピオ)にはよく贈り物を携えた三人の人形が飾られているにを見かけられた方も多いのではないでしょうか。.☆*:.。.☆*†
エピファニーに食べるお菓子をgalette des rois・王様のお菓子といいます。
galetteは*薄く焼いたもの*、des roisは*王様の意味です。
フランスでは古くから愛されてきたとても美味しいお菓子です。さすがカトリックの国ですね。
お菓子の上には王冠、そして中にはフェーヴ*幸運の印*と呼ばれる小さな陶製の人形がひとつだけ入っています。
切り分けた時にそれが入っていた人は王冠をかぶり王様、王女様として祝福される楽しいお祝い。
王様、王女様は、一年の幸運が約束されるという新年を祝うフランス伝統のお菓子です。.☆*:.。.☆*†
家族みんなでワクワクしながらガレット・デ・ロワを頂きます。
今年は誰が王様になるのか、どんなフェーヴが入っているのかが楽しみなガレット・デ・ロワ。
*これを食べなければ1年が始まらない。*
maria 家ではそういわれるほど定番のお菓子です☆
アーモンドの香りが口いっぱいに広がるクリームと、サクサクとした食感のパイ生地が奏でるハーモニーは、シンプルなのにたまらない美味しさを運んでくれます。。.☆*:.。.☆*†
もう一つのお楽しみの、*フェーヴ*
*フェーヴ*とは本来*そら豆*の意味ですが、いまではキリスト像をはじめお人形、フルーツ、お家など様々♪
ケーキ屋さん毎にいろいろなオリジナルの*フェーヴ*も作られていて、ガレット・デ・ロワには、このフェーヴを集める楽しみもあるのです。
mariaは*フェーヴ*コレクターたるべく、このシーズン、せっせといろんなガレット・デ・ロワをいただきます。
うふふ、いくつ集めることが出来るかしら~☆いまから楽しみです。.☆*:.。.☆*†
今年はルノートルのアーモンドの粒入り。フェーブは別添えのガレット・デ・ロワで、楽しいお茶会です♪
ナイフを入れるとパリッと音がするくらいに軽くサクサクに焼き上がったパイは絶品です。
中のクレームアマンドもあまり甘くなくて上品。。。さすが、ルノートル!!美味しいお味にみーんなニコニコ。。.☆*:.。.☆*†
そしてフェーヴはマリアパパのガレットに入っていました。
*ハーイ王様、御用はなーに?*
*今年一年のご多幸を一同、御祝福致します^-^*。。.☆*:.。.☆*†
このフェーヴ、かのジュエリーブランド、FREDとのコラボレーション☆
ドルやハトなど数種の柄があるのですが、嬉しいことに一番ほしかった四つ葉のクローバーが入っていました。。。.☆*:.。.☆*†
裏面の刻印もとってもお洒落。。。可愛くて、つい微笑んでしまいます。。.☆*:.。.☆*†
私のささやかなコレクション♪
ペロー童話のおとぎ話の主人公達がフェーヴになって勢揃いです。。.☆*:.。.☆*†
サンドリヨン とは シンデレラ。。.☆*
現代のシンデレラたちは、舞踏会でどんな王子様に出会うのでしょうか?。。.☆*:.。.☆*†