穏やかなお天気に誘われて,白金の東京都庭園美術館に出かけました。
旧朝香宮[あさかのみや]邸(朝香宮殿下は久邇宮[くにのみや]家第8王子、妃殿下は明治天皇第8皇女)は1933年(昭和8年) に建てられた建物を、そのまま美術館として公開したものです。
美術館は広大な緑溢れる庭園に囲まれ、自然と建物と美術作品があわせて楽しめる環境に恵まれ、そこに庭園美術館の名も由来しています。
本展では、北欧を代表する陶磁器である、アラビア窯の設立当初から現代までの作品140点を展示されしフィンランド陶磁器におけるデザインの軌跡をたどるとともに、現代陶芸の多様な表現についてもご紹介されていました。
可愛らしい「ムーミン」の食器も、登場して、我が家にもあるコレクションが美術館に並んでいるようで、微笑んでしまう和やかで、幸せな気持ちになれた展覧会でした。
中庭への入り口は、バラが迎えてくれました。
光りの森の散策。。。都心とは思えない静けさ。。。
ただそよそよと風が吹き抜けて行きます。。。
美術館の一角にある。Cafe 茶洒 kanetanaka
老舗料亭「金田中」が手がた、和のカフェレストランです。茶釜がインテリアのポイントになっていてとてもくつろげる空間です。
とても素敵なグラスが日射しを受けてキラキラと輝いています。
マリアパパがオーダーした鶏そぼろご飯と翡翠麺に茶碗蒸しのランチセット。
マリアは蒸し鮨 (春鱒と春日鯛)大好きな穴子のお鮨の上品なお味に大満足です。
デサートの蕨餅は黒蜜と。。。
竹の瑞々しい緑に包まれた胡桃の白餡の2つの味を一皿で楽しめます。
マリアパパはあんずの竹筒に入ったブラマンジェ。。。お代わりしたくなるくらい、とびきり美味しいお味でした。
庭園で見つけた紋白蝶。。。
人生は長く辛いことも沢山ですが、ほんの一時、心からその美しさに感謝したくなる瞬間があります。
そしてその感動は永遠に色あせることなく私たちの力となって、苦難の時にも忍耐を支える光りとなるのです。
胡蝶の夢。。。その夢に思いを馳せて。。。